Windowsの起動後にTwinCATを遅延させて起動する方法

Windowsの起動後にTwinCATを遅延させて起動する方法#

TwinCATが起動する前に何等かのWindows上のプログラムを稼働させたい場合、その起動が完了した後の十分な時間を置いてからTwinCATを自動RUNモードに移行させることが必要なケースがあります。このための設定手順を説明します。

1. まず、プロジェクトの自動起動は Config mode に設定します。

起動時の初期状態はConfig modeとし、このあとの設定で遅延時間後にRUNモードへ移行する設定を行います。

2. IPCのスタートメニューから Windows Administrative Tools > Task Scheduler を起動する。

3. Task Scheduler (Local) > Task Schedule Library メニューツリーで右クリックし、コンテキストメニューから Create Basic Task… を選択します。

4. Wizardに従い設定を行います。
  1. 名称をTwinCAT System Serviceとします

  2. コンピュータ起動時(未ログイン)時に実行します

  3. 任意のプログラムを実行するを選択します

  4. 次の通り入力します。

    Program/script:

    sc

    Add arguments(optional):

    control TcSysSrv 131

  5. Open the Properties dialog for this task when I click Finish にチェックを入れて Finish ボタンを押します

5. TwinCAT System Service Propertyes (Local Computer) が開きます。各タブを次のとおり設定してください
General タブ

次の通り設定します。

Run whether user is logged on or not

選択

Run with highest privileges

ON

Configure for:

現在稼働しているIPCのOSを選択

Triggers タブ

At startup の行部分をダブルクリックして現れる Edit Trigerを次の通り設定します。

Delay task for

チェックを入れ、任意の遅延時間を記述します。選択項目は最小1 minutesですが、自由記述ですので、任意の秒数に続きsecondsを記述してください。

さいごにOKボタンを押して設定を反映します。 Administrator のパスワード入力画面が現れますので、パスワードを入力してください

最後に TwinCAT System Service がタスクスケジューラに登録されていることを確認します。

以上の設定後、PCを再起動します。PC起動直後はConfigモードでTwinCATが起動し、約15秒後にTwinCATがRUNモードへ移行することを確認してください。