Windowsイベントロガーとの連携

Windowsイベントロガーとの連携#

Windowsイベントロガーは、イベントビューアなどを通じてWindowsアプリケーションのエラー等を統括して監視できる仕組みです。Zabbix等の監視ツールと組み合わせて、TwinCATの稼働状態を統合監視することも可能になります。

ここでは、TwinCATのイベントロガーを、Windowsイベントログに残す設定を行い、そのログの見方をご説明します。

連携設定#

詳細は、こちらのサイトの “Save messages in the Windows Error Log” の3つの設定をご覧ください。

Tip

次のレジストリキー内の、TypesSuportedの値を 3 へ変更すると、全てのイベントを記録できます。

Computer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Beckhoff\TwinCAT3\EventLogger\WindowsEventLog

この設定を行ってから再起動すると有効になります。

イベントビューアの見方#

その際のTwinCATのログはWindowsイベントビューワで確認する事ができますので、以下の手順でご確認ください。

  1. IPCのWindowsデスクトップのタスクトレーのTwinCATアイコンを右クリックし、コンテキストメニューからTools>Event Viewerを出現します。

  2. イベントビューアが現れたら、ツリーメニューからWindowsログ>Applicationを選択します。一覧するのにしばらく時間を要します。

  3. 現れたイベント一覧から、ソースが “TcSysSrv” のものがTwinCATのログとなります。この中のエラーを選択して、全般タブの詳細をご確認ください。

  4. エラーを保存して誰かへレポートするには、選択してポップアップメニューから選択したイベントの保存(V)...を選択して evtx ファイルを保存して報告者へ送ります。