展開先への配置と起動

展開先への配置と起動#

展開先IPCへのプログラムの配置方法は以下の手順となります。

警告

この章の手順は必ず事前に Config モードに移行してから実施してください。

../_images/2023-02-24-18-18-38.png
  1. 前項で採取したモデルマシンのファイル・フォルダをターゲットマシンに配置する

    モデルマシンのファイル

    ターゲットマシンの配置先

    備考

    _Boot\TwinCAT RT(X**)\PLC

    C:\TwinCAT\3.X\Boot

    PLCモジュール有り時

    _Boot\TwinCAT RT(X**)\CustomConfig.xml

    C:\TwinCAT\3.X\Boot

    PLCモジュール有り時

    _Development\TwinCAT RT(X**)*.pdb

    C:\TwinCAT\3.X\AutoInstall

    C++モジュール有り時

    _Development\TwinCAT RT(X**)*.sys

    C:\TwinCAT\3.X\AutoInstall

    C++モジュール有り時

  2. 自動ログイン・自動RUNモード移行設定

    自動ログイン設定:

    1. スタートメニューの検索ウィンドウより、netplwizと入力する。

      ../_images/2023-02-24-18-02-54.png
    2. 次のチェックBOXをOFFにする。

      Users must enter a user name and password to use this comuputer.
      
      ../_images/2023-02-24-17-58-21.png
    自動RUNモード設定

    おなじく検索ウィンドウでregeditと入力してレジストリエディタを起動します。次のレジストリ項目を、0x0000000fから0x00000005へ変更してください。

    Windows Registry Editor Version 5.00
    
    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Beckhoff\TwinCAT3\System]
    "SysStartupState"=dword:00000005
    

    注意

    上記レジストリパスはWindows10に限ります。

  3. IPCを再起動する

    再起動後、自動的にログイン・RUNモードへ移行し、プログラムが稼働していることを確認します。

    警告

    コンピュータの再起動を行う前に手動でRUNモードへ移行させないでください。展開元のプログラム設定が正しく反映されず、プログラムが作動しなくなる可能性があります。万が一RUNモードへ移行させた場合は、再度Configモードへ移行し、この章の手順を最初からやりなおしてください。