展開先への配置と起動#
展開先IPCへのプログラムの配置方法は以下の手順となります。
前項で採取したモデルマシンのファイル・フォルダをターゲットマシンに配置する
モデルマシンのファイル
ターゲットマシンの配置先
備考
_Boot\TwinCAT RT(X**)\PLC
C:\TwinCAT\3.X\Boot
PLCモジュール有り時
_Boot\TwinCAT RT(X**)\CustomConfig.xml
C:\TwinCAT\3.X\Boot
PLCモジュール有り時
_Development\TwinCAT RT(X**)*.pdb
C:\TwinCAT\3.X\AutoInstall
C++モジュール有り時
_Development\TwinCAT RT(X**)*.sys
C:\TwinCAT\3.X\AutoInstall
C++モジュール有り時
自動ログイン・自動RUNモード移行設定
自動ログイン設定:
スタートメニューの検索ウィンドウより、
netplwiz
と入力する。次のチェックBOXをOFFにする。
Users must enter a user name and password to use this comuputer.
- 自動RUNモード設定
おなじく検索ウィンドウで
regedit
と入力してレジストリエディタを起動します。次のレジストリ項目を、0x0000000f
から0x00000005
へ変更してください。Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Beckhoff\TwinCAT3\System] "SysStartupState"=dword:00000005
注意
上記レジストリパスはWindows10に限ります。
IPCを再起動する
再起動後、自動的にログイン・RUNモードへ移行し、プログラムが稼働していることを確認します。
警告
コンピュータの再起動を行う前に手動でRUNモードへ移行させないでください。展開元のプログラム設定が正しく反映されず、プログラムが作動しなくなる可能性があります。万が一RUNモードへ移行させた場合は、再度Configモードへ移行し、この章の手順を最初からやりなおしてください。