8.7. このIPCはどのOSが使えますか?またどのTF****が使えますか?#
TwinCATの追加機能ミドルウェアは、TF**** という名前でライセンス販売されています。ただし、どのIPCでも利用できる訳ではありません。使われるオペレーティングシステム、アーキテクチャ、および、Product Platform Level(プラットフォームレベル)によって決まります。これらの互換性の確認手順を以下の通りご説明します。
購入前の場合#
プラットフォームレベルの調べ方#
購入しようとされる製品ページの Product Information の Technical data タブの “TwinCAT 3 platform level” 欄ご確認ください。
また、一つのIPCでも、複数種類のプラットフォームレベルを用意している型番があります。この場合は、Product Informationの Option タブを開くと、選択可能なプロセッサ毎に命名された型番と、そのプラットフォームレベルが一覧されます。
対応OSの調べ方#
購入しようとされる製品ページのProduct Informationの Option タブを開きます。最下部までスクロールした表の枠外に、Operating systems欄が現れます。こちらに掲載されているリンク先に選択可能なOSの型番が一覧されています。前節のプラットフォームレベルを調べていただいた際に選択したCPUにより異なる型番が設定されていますので、最適なものを選定してください。
Tip
例:C6025の場合の場合、以下の通り記載されています。詳細は各OSのリンクをクリックしてください。
Operating systemsWindows 10 IoT Enterprise 2019 LTSCand2021 LTSC, andTwinCAT/BSD
購入後のIPCのプラットフォームレベルの調べ方#
System
-License
-Order information(Runtime)
-Platform
を確認します。例えば、CX7000シリーズのプラットフォームレベルは10であることが分かります。
対応するTF製品の調べ方#
TF製品検索ページProduct finderの表の先頭行のフィルタ設定アイコンをクリックし、対応するアーキテクチャ、OS、プラットフォームレベルを選択し、フィルタして適応可能なTF製品をご確認ください。
https://www.beckhoff.com/ja-jp/products/automation/product-finder-twincat/